真っ赤な果実にトゲトゲした葉がついた派手な見た目のフルーツ、ドラゴンフルーツを見たことはありますか?スーパーなどで見かけることがあっても、「どうやって食べるんだろう?」、「食べれるのかな?」と思う方が多いのではないでしょうか?
ドラゴンフルーツは、主に南国で栽培されるフルーツで、ベトナムでは路上でもよく販売されるほどポピュラーなフルーツです。その派手な見た目とは違い、さっぱりとした甘みと豊富な栄養が特徴です。
今回は、ドラゴンフルーツを使用したシントー(ベトナム風スムージー)のレシピをご紹介します。作り方だけではなく健康や美容への効果もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
ドラゴンフルーツとベリーのシントーの作り方
●材料(1人分)
- ドラゴンフルーツ 1/4個
- ベリー(ラズベリー、ブラックベリーなど) 50g
- マンゴー 50g
- 牛乳 50ml
- コンデンスミルク(練乳) 大さじ1
●手順
- ドラゴンフルーツを1口大にカットする。
- 全ての材料をミキサーに投入する。※ミキサーの刃がある方に硬い材料が来るように入れてください。
- ミキサーで撹拌する。10秒×2回程度。
今回はラズベリーとブラックベリーを使用しましたが、いちごやブルーベリーを使っても美味しくできますよ!
ココナッツミルク50mlを足すとさらに甘みがましてさらに美味しく召し上がれます。
レシピの特徴
ラズベリーに含まれるエラグ酸でアンチエイジング
ラズベリーには、エラグ酸という強い抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれており、アンチエイジングの強い味方になります。
エラグ酸には、シミの原因であるメラニン発生の元となるチロシナーゼという物質の活性を防ぐ効果があります。最近では、エラグ酸を使用した化粧品や、エラグ酸のサプリメントも発売され、注目を集めています。
豊富な食物繊維で便秘予防やデトックス効果
あまり知られていないと思いますが、ドラゴンフルーツに含まれる食物繊維の量はバナナの約65倍ともいわれており、食物繊維たっぷりなんです!
食物繊維が腸内環境を整えてくれることは有名ですが、実はダイエットにも有効だということをご存知の方は少ないと思います。
食物繊維は、脂肪がつく原因となる血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があるのです。血糖値が急上昇すると、体内でインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げてくれます。
血糖値を下げる際に、インスリンはブドウ糖を中性脂肪へと変換してしまいます。つまり、血糖値が急上昇すると、同時に中性脂肪がついてしまうのです。
食物繊維を摂取し血糖値の急上昇を抑えることで、インスリンの働きによる中性脂肪の増加を抑制することができるのです。
まとめ
今回はドラゴンフルーツとベリーのシントー(ベトナム風スムージー)のレシピとその特徴をご紹介しました。このシントーは、ドラゴンフルーツの爽やかな甘みと、ベリーの甘酸っぱさが合わさり、すっきりとした味わいのシントーです。
また、アンチエイジングに効果のあるエラグ酸や、デトックス効果のある食物繊維が豊富に含まれ、健康や美容にも嬉しいレシピです。
ぜひみなさんも自宅で作って楽しんでみてくださいね!